八丁堀駅(A2)から徒歩1分、桜川公園の横に入一観音菩薩と歯痛に効くとされる、むしば祈祷石があります。
八丁堀駅に近いのですが町的には八丁堀ではなく、ギリギリ入船です。
終電後ではあったので歩いている人は全くいませんでしたが、ライトアップという言い方は良くないですが、いつでもお参りできるようにある程度は明るく照らされていました。
外見
銀座方面から歩いていて偶然通りがかりました。
新大橋通りの前であり、大きな公園である桜川公園の横にあるので有名ではないにしろ、周辺を良く使う人にとっては有名だと思います。
ですが土地勘のない自分としては、偶然ここを通った時大通りに面していてあるとは思いませんでした。
八丁堀周辺は特に神社などが多いのは知っていましたが、入一観音菩薩だけではなくむしば祈祷石という物のは予想外でした。
深夜帯で巡るために歩いていたのではなく、純粋に終電を逃していたので向かっていただけだったので、残念ながらむしば祈祷石をその時あることに気付きませんでした。
ゆっくりと巡ろうと思っていたら気付いていたでしょうが、早く帰りたかったので全く気付けず勿体ない気持ちはあります。
周辺の神社や石碑等を歩いていると思うのですが、常に花や水が置かれており、大切にされていて、ここまで変わらず大切にされています。
むしば祈祷石は歯の形にそっくりだから、祀られていると思っていたのですがそうではなく、火事で燃えてこのような形になり、さらにはこの下に石でできた首までもが埋まっていると言われているようです。
本物ではないにしろ一種の首塚としての側面を見出せるのではないかと思います。
八丁堀駅からすぐ
この入一観音菩薩とむしば祈祷石は八丁堀駅入り口から徒歩1分の所にあり、目と鼻の先にあります。
雰囲気としては周りに林があるように思われますが、あるのは都心部でビル街としては大きな桜川公園にあるので、自然のある所にはあるのですが、大栄稲荷神社のように表だけ見たり撮るだけだと自然豊かな場所の横にあるように感じられます。
おわりに
終電を逃したので歩いて帰宅中の時に偶然通りがかり見つけました。
基本的にこの辺りは土地勘が無いのと、区間を決めてから地図を見つつ知識を得てから探索をしているので、唐突にこのような場所があるとは思いもしませんでした。
また桜川公園は新金橋のように川が埋め立てられた場所ですので、逆にあえて埋められた土地を見に行くという形でこの周辺一帯を散策するのも悪くはないと思います。
入一は入船町一丁目から来ているので、かつては南八丁堀呼ばれていましたが、最寄りは八丁堀としても地名的には八丁堀ではありません。
歯の病気の方は一度参拝してみるのも良いのではないでしょうか。